持論 歴史ある酒は美味しいと思う 【日本酒-1杯目 七本槍】
実は、Twitterでも意思表明をしたがブログを始めるときに月2回更新を目標にしていた。
月二回を目標にしてます。 https://t.co/tklDiOUzLn
— タイラー (@taiponDx) 2019年4月4日
そして、4月は1回しか更新ができていない。 5月も入り長い長いゴールデンウィークが明けやっと更新ができた。ここで思う。やはり、月二回更新は厳しい。なので、月一回更新を目標に変えようと思う。これは、約束ができていないとかそういう事ではなく。あくまで、目標を変更しただけだと言うこと。目標が変わるなんてことはよくあることだ。それが、早かっただけのこと。
さて、元号が平成から令和に変更されたので令和にちなんで日本酒の〝冷や〟と〝冷〟酒。のことでも書こうと思う。
まず、私の日本酒のイメージは前の会社の上司が「お前、日本酒なんか呑んでるから○○になんねん。」とよく怒っていた。もちろん、私はこの言葉で怒られたことがない。当時は全くと言っていいほど呑めなかったからだ。もし言われても「呑んだことないんで。」って言って終わる。(終わらないと思うが…。)ちなみに私が前の上司に一番言われた言葉は「お前の変わりはいくらでもいる。」だ。「こんなに仕事をしない人間の変わりなんかいませんよ。」と言ってやりたがったが言えなかった。だってサラリーマンなんだもん。
こういう言葉を聞いていたせいか私の中では日本酒が悪というイメージになっている。しかし、なぜ前の上司は日本酒を悪としていたのか。答えは簡単で前の上司はウィスキーが好きだから。日本酒とウィスキーの大きな違いは蒸留酒と醸造酒ということだ。
ざっくりいうと、蒸留酒というのはジンやウォッカなどのスピリッツやウイスキーやブランデー、日本のお酒だと焼酎などのアルコール度数が高いお酒となっている。醸造酒はワインやビール、日本酒などのアルコール度がそんなに高くないお酒。っと言っても日本酒はアルコール度数が高めであるが…。
醸造酒でも単発酵酒と複発酵酒に分かれる。さらに複発酵酒の中にも単行複発酵、並行複発酵と細分化される。その中でも日本酒は並行複発酵の部類に入る。がこのブログではここから先の説明を割愛。なぜなら、偉そうには言っているが私もブログを初めて知ったことなのでもっと、詳しい人に聞くべきだと思う。それに付け焼刃の知識で説明したところで間違った情報を流しそうだからだ。
話は戻るが、私は前の上司に日本酒は悪説と聞いていたので、まんまと洗脳されていたのだ。今、ブログを書きながら思ったのだが…。前の上司は同じ醸造酒でもビールは呑んでいた。なぜ、日本酒だけ悪なのか…。意味がわからなくなってきた。。。
まぁ〜前の上司のことは、どうでもいいんだけど…。
お酒のブログを始めたのでウィスキーやビール以外にもいろいろと呑んでみたが日本酒も悪くない。なんせ、料理との相性がいい。アルコールの味がなく、ほんのりとした甘味が料理の味の邪魔をせず逆に引き立てる。一時期、よく聞いていたマリアージュという現象なのかもしれない。
そういえば、ちょっと前までは流行り言葉になっていたせいかマリアージュという言葉が雑誌や飲食店の看板、チラシでよく目にしていた。実際にはワイン用語だが日本では大きな意味を捉われている。
ワインだけではなく日本酒もマリアージュができるお酒だと思っている。ただ、流行り言葉になっていたときはビールや酎ハイ、焼酎でも使っているのを何度か見たことがある。もはや、マリアージュと言っとけば客や読者が買うだろうと思っていたのか、そもそも意味がわかっていたのか…。わからないが、あちこちで見た記憶がある。ちなみにビールやハイボール、焼酎にはマリアージュではなくペアリングという言葉を使うらしいが、浸透もしてなければ取って付けた言葉の臭いがするから私は使うことはない。
日本酒の特徴と言えば春は冷やで夏は冷酒、秋冬には熱燗など一年中楽しめるお酒だ。ウィスキーや焼酎とかもお湯割りなどで呑むことがあるが、お酒自体を温めて呑むのはワインと日本酒ぐらいではないでなかろうか。また、呑み方も5度刻みで呑み方があるのも日本酒の特徴だ。
ちなみに「冷や」と「冷酒」は全く呑み方が違う。〝冷〟の漢字を使っているが「冷や」は常温で管理している日本酒。「冷酒」は0℃〜15℃をさすので、冷酒のほうが温度を低くした日本酒なのだ、
デートなどで日本酒を冷酒で頼むときに「七本鎗を冷やでください。」などと言ったら赤っ恥だ。店員さんはサラッと流してくれるかもしれないが、ちょっと日本酒が詳しい女性だったらカッコつけたのが直ぐにバレる。カッコつけるのであれば、ある程度の知識は知っておいたほうがカッコがつく。さらにカッコをつけるのであれば先ほども書いたが日本酒は5度刻みで味や呑み方が変わる。知っておいて損はないはずだ。
冷酒———————
0度…みぞれ酒
5度…雪冷え(ゆきひえ)
10度…花冷え(はなびえ)
15度…涼冷え(すずびえ)
常温…冷や酒
熱燗———————
30度…日向燗(ひなたかん)
35度…人肌燗(ひとはだかん)
40度…ぬる燗
45度…上燗(じょうかん)
50度…あつ燗
55度…飛びきり燗
などの呑み方がある。正直、日本酒の冷やと冷酒のことを軽い気持ちで書こうと思っただけなのだが、こんなにもデリケートなお酒だとは知らなかった。冷酒、冷や、ぬる燗、熱燗ぐらいしか聞いたことないし、ブログを始めなかったら今も知らないだろう。
普段は日本酒をあまり呑まないのだが、ブログに日本酒のことを書こうと思って滋賀の富田酒造から出ている七本鎗の無農薬純米を呑んできた。ちなみに富田酒造は西暦1534年(天文3年)頃の室町時代に創業された現在は15代目まで続く歴史ある酒蔵だ。
七本槍という名前は世に名高い秀吉旗下の〝賤ヶ岳の七本槍〟から由来されている。賤ヶ岳の七本槍とは「本能寺の変」の翌年天正11(1583)年、信長の跡目をめぐって羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)と柴田勝家が戦った「賤ケ岳の戦い」で勇猛果敢な働きによって秀吉を勝利へと導いた七人の若武者のことをさす。
冷酒と熱燗を呑んでみたが、〝七本槍〟というイカツイ名前とは裏腹に下戸で日本酒をあまり呑まない私でも繊細で呑みやすく、これは悪いお酒(いい意味で)だとすぐにわかる。一口呑んで目を瞑ると信長の弔い合戦で秀吉が賤ケ岳の戦いに勝利し勝利の美酒を呑んでいる情景が思い浮かぶ。
はずがなかった。
賤ケ岳の戦いなんて学校の授業で習っていたかもしれないが、授業中なんてほとんど寝ていた私からしたら覚えているわけがない。本当に七本槍のことを調べて知った戦いなので思い出やへったくれもないので情景など思い浮かぶはずがない。
下戸の私には熱燗はハードルが高いとは思っていたが、熱燗は熱燗で美味しい。本当に温度が変わるだけで味が変わるんだと感動した。日本酒を温めたことでほんのり香りがたち食が進む。何から呑んだらいいのかわからない日本酒に興味のある方へおすすめの銘柄だ。
最後に…。
前回のメーカーズマークのデザインと見比べても写真の画角が一緒で似たような写真になってしまった。もっと、写真の勉強をしなければ…。
ウィスキーへの入り口はMAKER'S MARK(メーカーズマーク)だった。【Whisky-1杯目】
4月になり、平成から令和に切り替わるのも後もう少しとなった。時代が変わる瞬間に昭和生まれの私は2回立ち会えると言うことになる。(次の更新も同じような始まりになるだろう。)
正直、小学生に入っているか入っていないか微妙なときなので昭和から平成へと切り替わった記憶は全くといっていいほどない。なので、今回が初めての歴史が変わる瞬間に立ち会えるものだと考えている。
ちなみに、私自身の歴史が変わったのは2018年の夏頃。以前のブログにも書いたが私は下戸だ。多少、強くなったと思うが今もなお、現在進行中だと思っている。何があったのかと言うとウィスキーを呑み始めたのだ。これも以前のブログに書いたのだが、私はウィスキーの呑める大人に憧れを持っていた。
実は、前職でウィスキー雑誌を発行している会社に勤めていたのでWhiskyを呑む機会は何かしらあった。もちろん、勧められたお酒は断らず味見はした。当時はビールも呑めない若造だったのもあるが、美味しいとは思えなかった。
今おもえば勧められたお酒がマニアックで、ハードルが高かったのか。苦手意識をもっていたのか。どんな理由であれ美味しいとは感じなかった。
そんな、ウィスキー好きの人からしたらもったいない時代を過ごした私がなぜ、呑めるようになったかと言うと本町にあるレザーショップスナワチの代表前田さんに呑みやすいからとMAKER'S MARK(メーカーズマーク)を勧められた。
MAKER'S MARKは五大蒸留所のなかの一つアメリカ・ケンタッキー州でつくられているクラフトバーボン。メーカーズマークの代名詞でもある赤い封蝋は一本手作業でつくられているので一つ一つ垂れ方が違うのも楽しみの一つだ。
ちなみに、蒸留所の説明とかスモーキーな香りとか、琥珀色がどうとか、バーボンはトウモロコシからできている(ちなみにメーカーズマークは他のバーボンより小麦を多く使用しているみたい。)とかは一切語る気がない。なぜなら、私自身が詳しくないからだ。そんな知識は持ち合わせていないのでマニアックな知識を知りたい方はWhisky Galore(ウイスキーガロア)などの専門誌を読むことをおすすめする。
さて、メーカーズマークを一口呑んでみた…。
目を閉じると、ケンタッキー州の蒸留所の風景が浮かび上がってくることは…。ない。私はケンタッキー州に行ったこともないし、アメリカにも行ったことはない。そんな行ったこともない土地の風景なんて思い浮かぶ訳がない。
先に言っておくが、このブログではお酒を語れる知識ではなく。「美味しい」「美味しくない」ぐらいの、下戸が話す酒の知識レベルでの話だとご了承いただきたい。(今後、表現力と文章力を向上していければいいのだが…。)
上記のメーカーズマークを撮影したときは空きっ腹で行ったということもあって正直、一口目二口目まではキツかった。本当のお酒の味は空きっ腹の方がわかるとは聞いたことがある。だからこそ、下戸の私にはキツかったのかもしれない。
一口目二口目はキツかったが、すぐ慣れてきてキツいのが美味しく感じてくるのも不思議なものだ。舌が慣れるのもあるが、ロックで呑むと氷が溶けて甘味が増すと考えられる。時間が経つにつれ味が変わっていく不思議な飲み物だ。
空きっ腹の一杯目っていうこともあり呑みづらく感じたが、二軒目とかで呑んだりすると印象が変わる。口当たりもまろやかになるので、何口目かで呑みやすくて美味しい。と思うウィスキーだ。
メーカーズマークは下戸が呑んでみても確かに呑みやすいウィスキー。ウィスキー初心者にはオススメだ。
最後に…。
今回から本格的に下戸がお酒を語るのだが、そもそもブログではデザイナーの端くれだからデザインのことを書こうと思っていた。ただ、あまり書けることもないと気づいたので、なら、デザインをつくろうと思った。毎回ではないが、撮影をするっていうていで仕事帰りにウィスキーを呑みに行く日々が続きそうだ。
ビールが呑みたくなったらカプリチョーザ
ヘッダーをつくろうと思ったけど、いい写真がない。普段、カメラを持ち歩かないから写真のストックもない。初心者ブロガーにはあるまじき行為だと言うのは自覚している。思い描いてるデザインは考えているのだが…。
ブログやSNSをはじめるのに写真は命とも言える。言葉で伝えるのは限界がある。逆も然りだが…。勝手に感じていることだが言葉と写真がマッチするのが良記事の第一歩だと思う。
知らんけど…。
ほとんど使うことはない一眼レフを持っているからこれを機会に持ち歩こうと思う。じつはブログを始めるのに写真力向上と文章力向上は自分の中のテーマなのだ。
知らんけど…。(二回目)
まさか、自分の中で写真力向上と言っておきながら早速、カメラを自宅に忘れてアイフォンで撮った写真を載せることになるとはブログを始めたときには想像もしていなかった。悔しいが忘れてしまったのは自分なので何の魂もこもっていない写真で私のブロガー生活が始まる。
まず、ビールに合う料理って何だろう。と考えたときに私はカプリチョーザのトマトとニンニクのスパゲティしか思いつかない。唐揚げでもない。フライドポテトでもない。ウィンナーでもない。パスタだ。ビールが呑みたくなったら、私はカプリチョーザに行きたいと思っている。
ってなわけで全国展開をされているイタリアレストランカプリチョーザにいってきた。(やはり、何度みてもこの写真は汚点だ。これでも、何回かは撮ってみたがうまくいかなくて諦めた写真。ただ、一眼レフだからといってキレイに撮れるかは別問題だけど…。)
家の近所のカプリチョーザは施設内に入っているせいかファミリー客が多い。っていうよりも他の地域はわからないが大阪にあるカプリチョーザは施設内にはいっていることが多いからファミリー層や若いカップルがターゲットになってくる。もちろん、禁煙。
ちなみに、昔大阪のアメリカ村にカプリチョーザ(今は古着屋)があったことは案外知られていない。
余談は置いといて、私がカプリチョーザへ行きたくなるときは、休みの日に昼間っからビールを呑みたくなったときだ。ファミリー層や若いカップルがターゲットもあって、施設内にあるし禁煙ってのも考えて休日の昼間にしか行かない。夜なんてもってのほかだ。
休みの日にカプリチョーザへ行ったらビールを呑む。トマトとニンニクのスパゲティを頼んだらビール二杯は呑む。トマトなのかニンニクなのか、油なのか…。とてもビールに合う。必然的に昼呑みが始まり、二軒目へ行く。私の中ではカプリチョーザは始まりの店と呼んでいる。
ヨドバシカメラでランチ難民になっていたので並んでいる人数が少なそうだったからカプリチョーザを選んだ。失礼は承知で正直に言うとファミレスぐらいの気持ちで入った。とりあえず、お腹が空いていたのでなんでもよかった。定番と書いていたので頼んだだけだ。
はじめてトマトとニンニクのスパゲティを食べたときは、ビールもそんなに呑めなかったが「ビールが呑みたくなってきた。」。といって注文をした。それから、休日のはしご酒では始まりのお店とか言って一軒目にいくことが増えた。ビールの美味しさを教えてくれたお店だ。
責任は一切とれないがビールが呑みたくても呑めない人は一度、カプリチョーザのトマトとニンニクのスパゲティを食べてビールを呑んで欲しい。パスタを食べたあとに口に含まずビールを喉まで流し込むと、もしかしたら呑めるかもしれないから。
最後に一個、カプリチョーザに言いたいことがある。
施設内ではなく街中にできて欲しい。
と切に願う。